病気予防に役立つ指運動

 毎朝の太極拳、指を回して、体の隅々まで、細胞の一つ一つまで、目覚めさせる気持ちで行います。映像のような方法ではありませんが、太極拳の練習前も必ず行うのがこの指運動です。とても清々しいのびのびとした感覚になります。

指先には井穴(せいけつ)という経穴があり、経絡や太極拳では気のわき出る場所として、重要視します。

太極拳では、動きの始まりと、経過点、そして抹消に気が伝わっていく技術としての長勁の三節という原理は、井穴が気の動きの抹消としてます。… 続きを読む

お腹の脂肪と太極拳

最近、ロングブレス?
俳優の男性が、テレビで上半身裸で、ダイエットの効果をお披露目しています。

テレビでは、糖尿病の男性が、一挙に痩せて血糖値が下がったなどとやっていました。

そこで思いだしたのが、私の大阪の頃の弟子にも糖尿病の通風の心臓病のものがいました。

体重は100キロ前後の男性で、大学時代に相撲の心得があるらしく、お腹はパンパンでした。

彼は、お腹に正拳を食らっても何ともないと言っていました。空手の道場に行って何度もお腹を突かれて全く平気だったと。… 続きを読む

音楽と太極拳

太極拳の套路を音楽に例えると、1小節の流れがとても緩やかです。
その1小節の間に多くの音符が存在します。32分音符。64分音符・・・◯◯万分音符と。
そのまま、日常を過ごすなら、朝の太極拳の1小節の長さと時間は、日常生活の中でも一日中変わりません。

ところが、日中忙しくなってくると、ついそれを早回しにしてしまいます。
その中にある音符を奏でることができないほどです。
ひどいときには、1小節に一分音符しか聞き取れなくなります。… 続きを読む

凌空勁(りょうくうけい)と易

 太極拳には凌空勁という発勁がある。

ちまたでは、この発勁を空気投げみたいな嘘っぽいものにして、YouTubeなどでもこれが凌空勁だと言ってお互いに演技の練習をしているものばかりである。

凌空勁は日本武道でも当たり前にある「敷く」という枕の先と同じである。
太極拳の古い書物でもちゃんと「敷」と表されているのである。

相手を自分の思いどおりに動かす発勁。最も簡単な凌空勁は、例えば左手揮琵琶で左手を内側に下降させながら、右足で相手を蹴ろうとする気を発する。… 続きを読む

京都暴走事件

12日京都市東山区で、信号無視をした車が歩行者18人をはね、8人が死亡した。

あの場所は私が大阪にいる頃や、京都にも住んでいたのでよく歩いたところである。
悲しい事故である。

青信号に変わったので、歩き出した人がはねられたのであるが、同じところで、異変に早めに気づいて戻った人は巻き込まれていなかった。

私が、世田谷に住んでいる頃、よく行くレストランの前の横断歩道で、片山隼君事件が起こった。東京都世田谷区の片山隼(しゅん)君(当時8歳、小学校2年生)が1997年11月28日午前7時50分ごろ、自宅近くの信号機のある交差点で、ダンプカーにひかれて死亡したのである。… 続きを読む

合法ハーブ

8027今朝、北朝鮮がミサイルを打ち上げるというニュースを見ていたら、燃料に劇薬の化学物質が使用されているという報道がされていた。

火傷様の腐食をするらしい。吸い込んでも同じ。

そこからの連想で、最近話題の合法ハーブのことを思い出した。

合法ハーブはTHC(マリファナの主要成分=カンナビノイド)に似た化学物質がハーブに混ぜられており、THCはマリファナの規制に該当するので捕まるが、少し分子配列を変えるだけで、合法となっている。いたちごっこをしている。そしてTHCの4倍以上の強烈な効き目がある。… 続きを読む

フェイスブックのナスダック上場決定・・・で考える。

FaceBookを始めて試行錯誤だが、最近またMIXIにも舞い戻った。

日本では、FaceBookは顔見知りの友達が友達申請をするという、アンリットンルールが根強い。多くの見知らぬ人に友達申請するものは敬遠されているようだ。

そもそもFaceBookは大学内でのコミュニティ作りに始まった。しかしながら、よく考えてみると、顔見知りだけではなく、同じ大学にいるということだけで友達申請ができ、それを受けてネットワークを広げている。… 続きを読む

膝の故障が多い太極拳

太極拳を20代前半からやり始めて、多くの太極拳の武術家と巡り合ってきました。もちろん武術ではなく套路をやっているだけの人もです。
絶えず、膝や腰を壊したと言う人が特に太極拳が多いようです。

 太極拳はとても難しい動きを要求しているように見えますが、ちゃんと基礎からやって、無為で自然な動きを習得すれば、絶対に膝などを壊すわけがありません。

しかし、武道ですから、すぐに套路のような動きをするのは危険です。いくら安全域でやれと言っても無理です。そんな意識を持っていると固くなるので余計に危険です。形や姿勢を要求されればされるほど、中身(基礎)がないので壊れやすいのです。… 続きを読む

猪木快守さんを偲ぶ

今日は、猪木快守さんの一周忌である。
快守さんとは、私が東京の湯島で会社をやっている頃(30代の前半)、頻繁につきあいをしていた。
彼はよく私の事務所に来たり、また彼の事務所に行ったりもした。
彼の事務所には弟のアントニオ猪木さんもいて、とても大きな大皿に野菜炒めのようなものが山盛りにされており、それを食べないかとすすめられた。
事務所に、大きな大皿の野菜炒め?とても不思議な感じだったが、猪木さん達の深いなんともいえないファミリー感を感じたことを覚えている。… 続きを読む

小泉純一郎さんと子供

 選挙前のテレビ討論の際、教育政策について尋ねられた小泉首相が、他の政治家たちが具体的な政策について話す中、「子供はまず、ぎゅっと抱きしめてあげることが大事」と熱く語っていました。

私がまだ大阪にいる頃、和歌山か大阪の南の方だったかは忘れましたが、自民党のパーティに参加したことがあります。

その時にとなりの丸テーブルに座って、子どものことについての話をしていて、愛やら、抱きしめるやら、何か政治家らしからぬことを笑いながら大きな声で話していて、その爽やかな笑い方が凄く印象が良くて、その当事は変わった人もいるのだなと思っていたことを思い出しました。その人が今思い出すと小泉さんでした。たぶん隣に座っていた佐藤恵議員(時の郵政大臣だったかな?)に教えてもらったのだと思います。(私の母と懇意にしていました。)名前と共に印象が強く残っていました。… 続きを読む