愛するものが、自分の行為によって傷つく。愛する者の心に自分に対する失望が芽生え、愛されないのではないか。愛されるためには、自分という存在は誰も傷つけることはできない。その強烈な深層の恐怖は、愛する者の傷つく表情を消し去るために、愛するがために殺していく。
子供が母親に無条件の愛をもって接していると、親はその愛を利用して、不機嫌な顔をして子供を操作しようとする。その不機嫌な顔は子供にとっては恐怖である。愛されなくなるのではないかと。その恐怖の極限には、このような結末が待っている。… 続きを読む
愛するものが、自分の行為によって傷つく。愛する者の心に自分に対する失望が芽生え、愛されないのではないか。愛されるためには、自分という存在は誰も傷つけることはできない。その強烈な深層の恐怖は、愛する者の傷つく表情を消し去るために、愛するがために殺していく。
子供が母親に無条件の愛をもって接していると、親はその愛を利用して、不機嫌な顔をして子供を操作しようとする。その不機嫌な顔は子供にとっては恐怖である。愛されなくなるのではないかと。その恐怖の極限には、このような結末が待っている。… 続きを読む
2回目か、3回目。この映画でモーガンフリーマンがとても好きになりました。
人の心の奥にある、純粋無垢な本質をかぎ取る能力は、人間が本来備えるものです。それを愛されて、ジャットリー扮する青年はこの世の輝きを取り戻していく。
素晴らしい映画です。… 続きを読む
長男が4月に生まれてからは、30年近く毎朝行っていた太極拳の套路も最近はご無沙汰です。しかし、長男をお風呂に入れてからの夜の数時間を、坐道や太極拳などの時間に充てています。ちょうど映画を一本見ることができ、映画の世界に没頭するのは無為自然な太極拳の動きには最適です。昨日の夜見たのはこの映画。
最初に空中浮揚を行っているシーンがあります。主人公の葛藤から生まれている防衛機制であり、人よりも優れた能力を保有することで今の自分の劣等感を調整する姿です。… 続きを読む
長い間、風邪にかかったことは無いが、風邪の菌はしょっちゅう体に入ってきている。入ってくると、体の内の何かが変化するのがよく分かるので、すぐにその時は、体の要求に従う。眠たいと思えば、どんな状況でも寝る。しょうが茶みたいな物が飲みたいと思えば思い切り良いと感じるまで飲む。食べたいものを時間に関係なく食べる。そうすると、体の中で中で何かが起こっている事を感じる。結果本当に風邪をひかない。この感受性と抵抗力は、内丹という太極拳の修行で思いだしたもの。私の妻も私が太極拳を教え始めて3年で全く風邪を引かなくなった。びくとも引かない。人間には天然の抵抗力、すなわち「原気」が備わっている。それを思い出せばいい。… 続きを読む
イスラム国の人質事件はFaceBookなどのSNS、そしてマスコミの情報が奔走して、私たちの周りを駆け巡る。
それらに出てくる情報は、人間の五蘊のほんの砂粒程度しか無い。
私は自分が大好きである。即ち人間たる自分が大好きであり、結果、人間の骨の髄までに興味があり、その人間の縁まで想いが果てしなく及ぶ。因果は因縁によってこの世界を形成している。
全てこの世の中に起こる現象は、人の心のなせる映像である。世間虚仮ともいうが、それが像を成している。その像には実体がある。その実体は「空」であるから、あらゆるものを和合した全てであり、すなわち無であり有である。… 続きを読む
WordPressの記事が自動でミクシーに投稿されるプラグインが使えなくなってから、久しぶりに見つけたプラグインwordpress to MIXのテストです。巧くいけばこれからWordPressから日記を投稿できそうです。… 続きを読む
小保方晴子の裏ストーリー~38兆円の巨大利権がSTAP細胞を脅し潰した~ | netgeek.
真実は違和感を感受し、その想いに心を委ね、思考し行動し、そして認識する。それらが全てクリア(無)になるまでそれを繰り返す。
その過程で、真実を発見する。森羅万象である「有」が浮き彫りになる。
そうすると、STAPの一連の事件は手に取るように真実がわかる。
般若心経にある受想行識を唯識論の行のとおり行うのである。太極拳はそれを現実に自分の体と心を実験台として行う事ができる、導引法でもある。… 続きを読む
今から20年ほど前、週に3往復することもあるほど、香港で活動している頃、九龍城というスラム街に、よく出入りしていました。
そこには、商売人達の会があって、健康太極拳という名目の集まりがあり、えらい老師を呼んでいたので見に行ったことがあります。
私の友人は、そのスラム街でも結構な実力者で、五カ国語以上を話せるインテリで、その内情を教えてくれました。
実は、その老師というのは、楊澄甫の弟子の有名な老師(その時には亡くなっていた)に昔少し套路を習っただけで、たいした経験も腕も無いのだが、その老師の名前があれば、大勢の人が集まってくれるので、商売として成り立っているということでした。… 続きを読む
この映画は観る映画では無く、経験する映画である。経験する映画としては、これほどの傑作は無い。
この映画の狙いを理解できると、これほどのビッグスターたちがこぞって参加するのも頷ける。
善と悪、それは、主体が客体に対して持つ相対的な区別である。善悪の価値基準は、道徳のそれと同じようにニーチェなどが唱える利己性に過ぎない。
そのような思想よりも、この映画は「覚悟」の本質を強烈に現実的に経験させる表現力を持つ。… 続きを読む
『ボルト』2008年のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作のCGIアニメ映画
人間はこの世に生まれたときから、この文明と無常に彩られた後天の世界に操作されている。人類が造り上げた文明社会の仕組みは、人々を万物の長であるように錯覚させていく。その文明社会の力は膨大であり、強力であり、全てを凌駕する。・・と錯覚させている。
その錯覚に溺れ、人々は奮闘する。いくら奮闘しても何か空しい。成功を手に入れても、無常の幸福を手に入れても。… 続きを読む
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